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シャディ・アブデル・サラム監督の世界
映画『Al-Momiaa(The Night of Counting the Years) / 王家の谷(年を数える夜)』
1969年、エジプト人監督、シャディ・アブデル・サラム・制作映画 『Al-Momiaa(The Night of Counting the Years)/王家の谷(年を数える夜)』 がリリースされました。
この映画の元となったのが、1881年にテーベ近くの王家の谷で発掘調査を行なったフランスの考古学遠征隊が巻きこまれた事件と、エジプトの偉大な品々を生活のために闇の市場で売らざるを得ない土地の人々です。王墓の盗掘者とエジプト人との複雑な関係を明かすストーリーを見せることで、この映画は、古代エジプトの遺物の国外への運び出しを「保護」や「科学的な進歩」のためだとするヨーロッパ人の説明に挑戦しています。
しかし、これはエジプト学に群れ集まり支援する個人や研究組織に対する非難だけにとどまるものではありません。映画の中心に置かれているものは、エジプト人がもつべき文化的独自性の探求です。その独自性とは、「いにしえのファラオの時代とアラビア語とイスラム文化が統合されたもの(引用Shohat,39)」に基盤をおく複雑なものです。
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