女性のミイラが包帯で巻かれ棺に納められています。棺には5つのパート(頭部のマスク、胸、胴、脚、足先)に装飾があります。
顔を覆うマスクには、目鼻だち、口もと、耳の形など故人の顔の特徴が表現されています。2本の巻き毛が顔を取り囲み、顔面は金色に塗られています。
胸の部分には羽根を広げたスカラベ(コガネムシ)の胸飾りが施されています。広げた羽根の先にホーク(ワシ)の頭があり、その上には太陽を表す円があります。
胴の部分にはヌト神が鳥の羽の形をした両手を広げて座っている図が描かれています。両手の先にはマアト女神の秩序(道理)をかかげもつの羽根があります。
脚の部分には幾何学模様の枠の中にヒエログリフ(象形文字)が縦に並ぶ長方形の形をした装飾があります。
そして、一番下の足の部分には、足とサンダルの底が彩色で描かれています。
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