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古文書および希少本展示ギャラリー


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古文書博物館

 

古文書および希少本展示ギャラリー

古文書と希少本の展示ギャラリーは、アレクサンドリア図書館の付属研究施設のひとつである古文書博物館の中にあります。イスマイル・セラゲルディン博士が、アレクサンドリア図書館館長の責務を引き受けてすぐに着手したのが、新図書館準備の一環として古文書の展示ギャラリーを組織的に計画することでした。展示とショーケースの準備をし、貴重な古文書、書籍、著名人の個人所有の寄贈図書を選定しました。この計画は、古文書部門ならびに遺跡物部門の責任者となったヨウセフ・ジーダン博士に引き継がれました。ジーダン博士は、図書館開館までの1年間にギャラリー・スタッフの訓練を実施し、ガイド・ツアーを提供できるようにしました。

展示ギャラリーは図書館本館の中心に位置し、面積344m2を占めています。ディスプレイ・ケースは、エジプト国内で製作された20台に加え、二国間協力協定によってイタリアから12台が寄贈されています。約120点の古文書と希少本が陳列されています。イスラムの古文書が並ぶケースの上の壁には、聖なる神殿カーバを覆う布のキスワ(コーランの一節が金で刺繍された装飾紋様のある黒のブロケード)2点が飾られています。

ここでは7人のガイドによって、陳列品の解説をアラビア語、英語、フランス語、イタリア語で受けることができます。また、古文書センター(MsC)の電子出版物を3台のディスプレイで閲覧することができます。高水準のデジタル技術が使われたバーチャルリアリティー・ブラウザーはタッチパネルで操作することができ、古文書を隅々までくまなく見ることができ、ページを繰り、希望部分を拡大し、関連したコメントや解説を聞くことができます。このデジタル古文書図書館の最初のコレクションは古文書センターがてがけたプロジェクトです。

希少本のギャラリーでは、古代アレクサンドリア図書館の所蔵品のコピーも特別のブラウザーで見ることができます。これは、ウィーンにあるオーストリア国立図書館が所蔵する古代ギリシア時代のパピルスのデジタルコピーで、最近、古文書センターが精密に複写したものです。

ギャラリーの展示は2年毎に一新され、できる限り多くの古文書や書籍を公開することにしています。また、新しい展示手法も導入されます。展示ギャラリーが更新されるたびに、そのコンテンツはヴァーチャル見学CDに記録されていきます。このようにしてギャラリーが発展するにつれて、ここを訪れる見学者は、さまざまなテーマや題材を取り上げた古文書や希少本という宝の山から、アレクサンドリア図書館が所蔵する最古の本や古文書を保管する特別の宝物殿までを旅することができます。そして新旧のコラボレーション、すなわち文化遺産とデジタルの時代が結びつき、最新の出版物や図録、古文書センターが開発したヴァーチャルプログラムなどによって、1000年以上も昔に書き記された言葉に新たな光があてられるのです。