アレクサンドリアJAPAN 「多元主義」を理解するための本
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2001年9月11日――
ニューヨークのランドマークであった「ワールドトレードセンター」がテロによって崩落した直後から、一つの歌がアメリカの多くの放送局において「放送禁止」もしくは「放送自粛」の扱いとなりました。曲の名は「イマジン(IMAGINE)」。いうまでもなく、ジョン・レノン(とオノ・ヨーコ)によって生み出され、世界中の人々の心を癒やしてきた歌です。その理由は以下の詩にあると考えられています。

 

Imagine there's no countries, It isn't hard to do,
Nothing to kill or die for, No religion too,
Imagine all the people living life in peace.

 

「9・11」以降、私たちが生きる時代はどうやら「グローバリゼーション」の名の下に一元的な価値基準に収斂される傾向にあるようです。しかし、そうした世界を覆う潮流に「ちょっと待て」「それでいいの?」という違和感を持ちませんか。どこか据わりの悪さを感じてしまうのは私たちだけでしょうか。

 

「古代アレクサンドリア図書館」の時代、異なる宗教、異なる民族が混在して生活を営み、その結果として豊かな文化が育まれました。いま、私たちが問い直すべきは、自分とは異なる他者の存在を認めあうことから社会を再構築する叡智です。多文化主義的思考です。ここにはその手がかりとなるはずの先人の書物を集積していきます。

 

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