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アルシノエ2世

Arsinoe II [前316頃—前270]

プトレマイオス2世の実姉にしてその妃、共同統治者。

 

はじめトラキア王リュシマコスのもとに嫁いでいたが、自分の子を王位につけるべく先妻の子に反逆の罪をなすりつけて処刑させたため、内乱からセレウコス朝との戦争に発展、夫であるリュシマコスも戦死。そのためいわばアレクサンドリアの実家に出戻り、ここでもふたたび策略を弄して弟プトレマイオス2世の妃アルシノエ1世(夫であったトラキア王リュシマコスの娘)を追い出して自らが弟と結婚し、妃となった。このような近親婚はギリシア人社会では先例がなく懐疑的にとらえられたが、以後プトレマイオス朝では慣習としてクレオパトラ7世まで繰り返しおこなわれることになる。

 

アルシノア2世はプトレマイオス2世の共同統治者として国政にも多大な影響力を発揮し、王朝の権勢拡大にも大きな貢献があった。先妻アルシノエ1世の子供たちを育て、そのうちの一人がプトレマイオス3世エウエルゲテスである。死後神格化されたアルシノエ2世は大神殿に祀られた。

トラキア周辺

[ トラキア周辺 ]

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プトレマイオス2世とアルシノエ2世

[ プトレマイオス2世とアルシノエ2世 ]

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アルシノエ2世

[ アルシノエ2世 ]

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プトレマイオス朝系図
年表